3分で分かる集中投資

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投資の世界では一般論として分散投資を推奨されます。投資ではいわゆるリスクを取りすぎるとかえって損失を招きやすくなるため、値動きの相反する商品や相関性の低い銘柄などと合わせて保有することで単一の商品のリスクを抑える効果が分散効果にあります。集中投資はその真逆の投資方法で、特定の銘柄のみ運用する投資法です。

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バフェット氏が推奨するのが集中投資

投資の神様と言われるウォーレン・バフェット氏はこの集中投資を行う人物の一人です。少数の銘柄を長期的に保有することで大きな投資成績をあげているという点において、この投資方法の有用性は証明されていると言えます。

色々なところでバフェット氏はインデックス投資を薦めていると書かれていることが多いのですが、インデックス投資を薦めるのはあくまで知識もないけど株式投資をしたい場合の話です。

半端なアクティブ型の投資信託や証券マンに運用を任せるのではなくインデックスを買った方が無難にそれ以上に利益を期待できるという話をされているのであって、分散投資が絶対良いものとは考えていません。

「分散投資は無知に対するヘッジ」と断言し、企業分析を知らないものにとってはリスクをヘッジする力があるという話です。似たようなことは他の著名な投資家も語っています。伝説的なアメリカのファンドマネージャーと言われるピーターリンチは「個人投資家は5銘柄に絞れ」「確実な1社はよく分からない10社に勝る」などと残しています。

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分散投資の欠点

分散投資の注意点についてご説明したいと思います。特にインデックス投資においてですが、最大の欠点はよく分からない物に投資をしてしまうリスクです。日経平均株価であれTOPIXであれ、S&P500であれNYダウであれ、名前も知らない企業に自分の大切な財産を託すという行為をよく考えてみてください。恐ろしくないですか?

バフェット氏の言う「リスクとは自分が何をやっているか分からない時に起きる」と言うのは、知らないものに投資をすることそのものが大きなリスクであるという意味を込めています。これは当然の話だと思います。例えばご自身の勤めている会社の将来性はある程度分析できるはずです。ある程度理解すれば投資するべきかどうかも自然と判断できます。

その時に、企業の長期的な成長が期待できないとしたら、その企業には投資しようとは思いませんよね。ですが、インデックス投資ではそれが行われてしまうのです。TOPIX連動型は一部上場企業全てに分散投資します。当然業績が低迷していたり経営が不安定な会社も含まれてしまうのです。

また、投資信託で分散を測ろうと言う場合、分散投資の対象が全て株式であるなら、同じ業界や業種の銘柄も分散効果はあまり期待できません。業種内では特にマクロ的材料の影響で似たような値動きになることが多いので、分散効果が図れません。テーマ型の投資信託はまさしくその典型なので、分散効果は薄いと言ってよいでしょう。

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投資方針にて分散か集中かを選択しましょう

分散投資も集中投資も一長一短があります。分散投資のデメリットを書きましたが、その分値動きの変動を抑えるという効果もあります。集中投資の場合、分からないものに投資をするというリスクは回避できますが、投資先の影響を大きく受けることになります。

ですので、投資をする際にどこに重きを置くかでスタイルを選べば良いと思います。分散投資は基本的に守りのスタイルです。資産を大きく減らさないようにしながらゆっくり増やしていく方が好きな人向け。反対に集中投資は道中の値動きの幅は気にしないから長期的に大きなリターンを得たい人向け。

勿論集中投資は企業分析がある程度必要です。自分だけがその企業に惚れ込んでも他の投資家が買ってくれないと株価は上がりませんから、銘柄選びはきちんとしないといけません。どちらもメリットとデメリットがあります。どちらがより良いかという話ではありませんのでその点はお気をつけください。

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