3分で分かるROE

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ROEとは自己資本利益率と言います。これは株主たちから集めたお金をどれくらい効率的に運用できているかを調べられる指数です。ROEを3分で分かりやすく説明します。

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株式会社は株主のものである

日本の株式市場では蔑ろにされる話ですが、そもそも論として株式会社という存在は究極的には株主のために営利活動をすることです。とりわけ上場企業においては企業は社長のものでもなければ従業員のものでもありません。株主のものです。

これは屁理屈でもなく机上の話でもなく現実的な事実です。企業の経営者と言うのはあくまで株主たちに選ばれて経営を任されているだけなのです。つまり会社の社長よりも株主の方が立場は上なのです、もちろんどれくらいの株式を保有しているかにもよりますが。

なぜ投資家は株式を通じて企業に投資をするのか。それはその企業がしっかり成長して拡大していく中で株式の価値が増大することで、自身の資産価値も向上していく期待をするからです。それ以外にありません。

そう考えれば、我々投資家が預けた資金をどのように会社経営に回せているかを気にするのは当然のことです。税金が、募金が、寄付金が、自分たちが意図したように使われていなければ怒りますよね。株式投資も同じです。自分たちが投資したお金がちゃんと使われていなければ文句を言わなくてはいけないのです。

投資家から集めたお金をどれくらい効率的に経営に使えているかを分かりやすく指数化しているのがこのROEなんです。

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ROEは自己資本利益率のこと

ROEとは正式名称はReturn On Equityと称しまして、自己資本利益率と呼びます。自己資本というのは株主から集めたお金のことなので、株主資本でもあります。計算式は

当期純利益 ÷ 自己資本 × 100

1株当たりの純利益(EPS) ÷ 1株当たりの自己資本(BPS)

などで計算できます。自己資本利益率の求め方はいろいろあるのですが、上記の計算式を覚えていれば大体は対応できますし、親切な企業情報を載せているサイトでは直近のROEは掲載されていることが多いのでとりあえず求め方を知っているだけで良いかと思います。

ウォーレン・バフェット氏はこのROEを重要視します。なぜなら、ROEが常に高い企業というのは、非常に効率の良い経営を行っていることで資産規模と利益が順調に今後の推移していくと考えられるからです。

ROEは自己資本をどれだけ効率的に経営に使えているかというものです。自己資本を効率よく使って利益を出せば、その翌年に自己資本へ組み込める利益も効率的に増やせるということになります。そしてさらに増えた自己資本を効率的に使って利益を稼ぐという好循環が描けるのです。

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ROEのラインは最低でも15%以上あるところを

一般的には、ROEの水準は10%とよく言われます。このラインを超えている企業は効率的に資本に対して効率よく稼げているということになります。

個人的には、ROEの足切りラインは15%以上が良いなと思っています。数字が高いに越したことはないのですが、このROEはやりようによって意図的に数字をあげることも可能ではあるので、実際は財務分析も必要になってきます。

ROEだけで投資の判断をすることは出来ませんが、この数字が低い企業に長期投資をしても恐らく思ったような利益は得られない可能性が高いです。どの指数も同じでそれだけが良ければいいわけではないですが、名だたる世界的な成長企業は往々にしてこの数字が高いです。マイクロソフトやアップルなどは常にこの数字は15%を遥かに超えています。

中長期的に投資を行う場合、将来の成長性こそが全てです。成長しない企業に投資をする道理もありません。無駄に塩漬けにならないよう、銘柄選びは気をつけていただきたいと思います。

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