3分で分かるα(アルファ)とβ(ベータ)

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投資の世界にはα(アルファ)とβ(ベータ)という言葉があります。どちらかというと投資信託の世界でよく使われる言葉ですので株式投資の世界ではあまり使う機会はないかもしれませんが、運用関係の本やサイトなどでもよく出てくる単語ですので覚えておいて損はありません。

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市場リターンをβと言います

βとは、市場全体のリターンのことを指します。米国株式においてはS&P500やナスダック指数、NYダウなどの指数がこれに当てはまります。いわゆるインデックスファンドについてはこのような指数を参考にしているという点で、βの利益を求めるファンドだということができます。

株式投資を行う際には、まずはこのβが基本になります。投資の世界ではベンチマーク(比較参考とする指標)として扱われることが多いですね。

米国株式投資を行う際には、S&P500なりナスダック指数なりNYダウを超えなければそれはコストを支払う価値のないものになってしまいます。昨今投資信託の手数料引下げ合戦によりインデックスファンドは非常に低いコストで運用することが可能になっています。

例えばS&P500のインデックスファンドが信託報酬0.1%で運用されているのであれば、アクティブファンドとされる超過リターンを求める投資家は指数以上の結果を出さなければ存在する価値がありません。なぜなら0.1%を遥かに超える手数料を徴求しているのですから。

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超過リターンをαと言います

βを超える超過リターンのことをαと言います。このことから、投資家はβを求めるのか、αを目指すのかを選択することになります。上記の例えで言えば、βを目指す投資家が支払うコストは支払った金額に対して年間0.1%です。格安ですね。

一方、αを目指す場合はファンドで考えればアクティブファンドになりますが、信託報酬には雲泥の差があります。海外ものの場合は平均でも年間で1.6〜1.8%の信託報酬を支払う必要があります。およそインデックスファンドの160倍から180倍の手数料を払っているのです。

しかし実態として、米国でも日本でも同様に大半のアクティブファンドはインデックスファンドに中長期リターンで敗北しています。これは手数料やファンドマネジャーの器量など諸々が原因と言われます。このような悪質なファンドをつかまないことが投資の大前提なのはいうまでもありませんが、銀行や証券会社で販売している投資信託の大半はこのようなしようもないファンドなのでお気をつけください。

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αを求めるか、βで良しとするか

大半のファンドマネジャーはインデックスに敗北しています。短期間で買っているファンドも長期となるとなるほど負ける確率が上がります。ウォーレン・バフェット氏はこのことからボッタくれるくらいならS&P500のインデックスファンドに投資しろと忠告しています。

投資をすると決めたら、次に自身で研究分析を行なって自己責任のもと投資を行なっていくか、或いは指数に連動するファンドに預けてほったらかしておくか、この二つ以外選択肢はありません。アクティブファンドは性質としては投機に近く、さらに手数料もどんどん差っ引かれるものです。

投機はよほど天賦の才をお持ちの方か、ギャンブルの経験則を理解している人であれば戦っていくことはできるでしょうが、一時的に素晴らしい利益をあげられても、それを長期にわたり維持していくのは難しいです。辞め時を間違えれば大きな痛手を被る可能性もあります。

しかし、株式そのもので考えれば、指数を上回る銘柄はいくつも存在します。マイクロソフト、ビザ、マスターカード、コカコーラなどなど長期的に優れた企業の銘柄は指数を上回ることが確認されています。

αを目指す場合は、アクティブファンドに頼るのではなくこのような長期的に素晴らしい利益を上げ続ける企業へ投資するべきです。

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