英国緊急利下げ、日銀含み損、原油暴落、面白い相場【3分マーケット】

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もはや先行きの見えない超ボラティリティ相場に突入しています。日経平均株価は2018年末の米中問題の安値を一時下回り、3月11日終値で19,416.06円をつけました。

日本銀行は金融緩和と言って、お金を刷ってはETFを通じて日本株を買いまくり相場を支えてきました。もはや官製相場とも言われ、日本株の安心材料の一つとされています。

日銀の黒田総裁は10日の参議院財政委員会の答弁で日銀としての日経平均株価の損益分岐点はおよそ19,500円としていることを解答していました。簡単に言えば、日銀は日経平均株価が19,500円を下回ると損を抱えるということになります。

一方、イギリスの中央銀行であるイングランド銀行は政策金利を0.5%引き下げる決定を本日行いました。新型コロナウイルスの影響に対応するためとのこと。12日はECB(欧州中央銀行)も定例理事会で利下げの判断が下されるだろう予想がされています。

少し前にはアメリカも政策金利を0.5%引き下げ、業績悪化が懸念された米国の銀行株が急落しました。JPモルガンも大きく売られ、1日の下げ幅はリーマンショック並ともされています。

また、OPEC(石油輸出機構)とサウジアラビアなどの間にあった協調減産が破局となり、サウジアラビアは一転増産の姿勢に変わったことで原油価格の暴落、コロナウイルスで不安感を募らせている投資家の日に油を注ぎました。

前回もお話しした通りですが、コロナウイルスの影響が織り込まれ切れていない状態で、小手先でどうこうしようとしても焼け石に水です。このようなパニック状態に陥っている時は誰も正常の判断はできません。下手に参加すると余計な火傷を負いますので気をつけてください。

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日銀は次回の決定会合で金融緩和の強化を検討していると報じられています。結果的にどうなるかは分かりませんが、これ以上の緩和は最終的には更なる金融市場の歪みを生み出すことになりかねず、また後戻りのできない状態に追い込むことになります。

かと言ってマイナス金利の深掘りをしても大した効果も上がらなかったばかりか金融機関の収益を圧迫するだけのものになってしまったため、これ以上の利下げは金融機関にとどめを刺す事態になりかねません。

今まで口先介入だけでやり過ごしてきましたが、この経済状態で何もしなければそれこそ失望売りを招き日本株を更なる下落に追い込むだけでしょう。ETFの購入枠の増加は妥当な線なのでしょう。

コロナウイルスがどれだけ怖いかではなく、コロナウイルスの影響で人々の消費が滞り経済が停滞することが怖いわけです。しかも一国の話だけであればまだ良かったものの、現在は約107か国に感染者が存在しています。

数は少なくても皆自分が感染することを恐れ人が多く集まるところに行くことをやめ、これによって感染者の人数に関わらず消費活動は抑制されます。100カ国以上でこれが起きているのですから、その被害を把握するなんて非常に困難を極めます。

投資家はもはやデータを収集して分析することが困難になってしまい、総じてリスク回避に動いています。コロナ問題はしばらく続くでしょうから、まだ相場の不安定さはつづくと思って良いと思います。

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今何が買いか、というものはありません。それくらいにほとんどのものが下がっています。しかし、大半の銘柄が必要以上に売られているという考え方は変わっていません。相場は不安定でしばらく続くでしょうが、バーゲンセールは始まっています。

無理して買う必要はありませんが、セール品がたくさん売られている市場です。日々の値動きさえ気にしなければ良さげな商品がずらりと並んでいます。こういうところで買えることがトータルの利益に関わってきます。

相場はまだ下げる可能性があります。無理に買う必要はありませんが、多くの銘柄がお安く求められるということは認識していただきたいです。

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