あんまり急ぐと心が追いつかなくなる

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心を軽やかに生きるためにはどうすれば良いのか、模索していく中で色々な言葉を知っていくわけですが、人生のバイブルである『ARIA』の第二期アニメーションシーズンである『The NATURAL』でとても良い言葉があるのでお伝えしたいと思います。

『ARIA The NATURAL』の第4話である「そのネオ・ヴェネツィア色の心は・・・」に原作「Navigation 21 郵便屋さん」にはないぐっとくるセリフがありました。

物語の概要としては、仲の良い郵便屋のおじさんが普段仕事に使っているゴンドラに穴が開いてしまい、代わりに灯里のゴンドラを使って郵便の仕事を手伝うというものです。

一日仕事を手伝ってみて、灯里はネオ・ヴェネツィアにはポストの数が多い事に改めて気づきます。時は西暦2300年を超えており、既にこの世界でもメールの文化は存在しています。連絡を取る手段として手紙は不便なわけですが、それでも手紙を使う人が多いのだそうです。

現在のヴェネツィアもそうでしょうが、街としては非常に不便な立地です。車は走れないし、水はアクア・アルタ(満潮)によって水位が上がると移動自体が困難になってしまいます。現実のヴェネツィアは物価も高いですから尚更住みづらいです。

そんな住みにくい場所に住んでいながら、さらに不便な事を進んでするのがこのネオ・ヴェネツィアの人たち。ARIAの世界の地球はあらゆることが自動制御されており煩わしいことはあまりないという中です。

旧時代的な生活をしなければいけないにも関わらず、そういった事すら楽しむことができる人たちがたくさんいるのでしょう。灯里は「それが嬉しいんです」と話しています。

このお話の主題は手紙は不便だがメールと違い人の想いや心が手紙には宿っており、形としてそれを残せること、もらって嬉しく、開けるときのどきどきもまた嬉しいという喜びをくれるものだというテーマです。

ですが、個人的には原作にはない主題の台詞が印象的でした。不便な事をしたがる住民に対してどうしてでしょうかと郵便屋のおじさんに訊いた際、おじさんは

多分、あんまり急ぐと心がおっつけねえからじゃねえかな

この言葉にははっとさせられました。現代は情報化社会です。分どころか秒刻みで色々な情報が流れていき、少しでも見落とすと社会や世界から置いていかれるような感覚に襲われることさえあります。

過去にFOMO(Fear of missing out)を記事で取り上げましたが、まさにSNS疲れをしている人にとっては響く言葉ではないでしょうか。心を亡くすと書いて忙しいと読むように、ゆとりのない日々では心が疲弊してしまいます。

LINEですぐに既読にならないとモヤモヤしたりしませんか? 既にFOMOになっている可能性があります。ニュースを事細かく気にしたところで生活や人生はそう大きく変わりません。忙しなく働いてる人が多い日本ですが、労働生産性はどんどん他国に負けています。

忙しいのが良いことで、暇があるのが悪いことだと思っている人はとても多いです。暇があることを恥ずかしがる人もたくさんいますが、むしろ逆なのではないかとさえ考えられます。何よりも心が大事です。

自分が忙しくて心が疲れているなと気づいたら、とりあえずお茶やコーヒーでも飲んで、落ち着いてみてください。ARIAを観るのも大変効果的ですよ!

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