3分で分かる配当利回り

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株式投資を通じて株主が受けられる恩恵は、配当金と売却益の二つに別れます。企業の経営者は、株主の利益を最大化するために、自社の株価を上げること、そして配当金を出すことで株主に還元し、株式を長く保有してもらおうとします。

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配当金はお礼

株主投資をしていると値上がり益を期待する人が多いですが、配当金も馬鹿には出来ないメリットです。

企業は年間を通じて営業活動から得た利益のうち、一部を株主に還元する意味で配当金というものを出します。これは直接受け取れる企業からのお礼なのですが、配当金は出る会社もあれば出ない会社もあります。

経営者は、年間で得た利益をどのように配分するかを決める必要があります。その会社がまだまだ発展途上で成長の余地があれば、手元の資金は株主に配当金という形で支払わず、設備投資なりに回すことでより多くの利益を得られる会社づくりをするでしょう。

株主としては、手元に配当金が入ってこないとしても、企業が設備投資を行うことでさらなる成長をすれば結果的に株価が上昇するので、評価益が増えるためプラスになります。

気をつけなければいけないのは経営者の判断で行った設備投資が結果的に失敗した場合、配当金という形で配られていれば利益になっていたものが泡となって消えてしまうので、株主にとっては痛い損失です。

株主は経営者の能力を判断する必要があります。経営者が好き勝手しては自分たちの投資金に大きなマイナスを及ぼしかねません。ですので、株主は総会で会社に対して物言う権利があるのです。

下手に自分たちの金を設備投資に回されて失敗して消えてしまうくらいなら、配当金で還元してくれた方がよっぽど良いのです。

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1株当たりの配当金を調べる

企業は、1株あたりどれくらいの配当金を出す、というのを決めます。理想的なのはこの配当金の金額が年々増えていくところを選ぶとです。配当金をしっかり出してかつ年々増えているなら利益も出せている企業です。

ただ企業の中には無理をして配当金を出している企業もあります。利益以上に配当金を出してしまうと企業の手元資金が減ってしまいます。無理矢理に配当金を増やしている企業はリスクがありますので注意しなければいけません。

中には戦略的に配当金を沢山出している企業などもあるので、経営者の考え方は知っておいた方が良いです。逆に、アマゾンやアルファベット(グーグルの親会社)やネットフリックスなどは敢えて配当金を出していません。

ですが彼らはしっかりと企業の成長のために資金を回せているので、業績が上がり、株価が上がっているので株主としては配当を出さなくても文句を言わないのです。このように、成長途上の企業は敢えて配当は出さず成長のために使う傾向があります。

逆に成熟している企業(タバコ産業や飲料系、日用品メーカなど)などは配当金が多い反面、株価の上昇が穏やかだったりもします。

フィリップモリスやコカコーラ、P&G辺りがそうですが、敢えて多額の設備投資を必要としない企業の場合、多めに配当金を出す傾向があるので配当は沢山もらえますが、ぐんぐん成長していくわけではないので株価の値上がりは相対的に弱くなりやすいのです。

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配当利回りを調べましょう

配当利回りとは読んで字の如くですが、投資した資金に対してどれくらいの割合で配当金がもらえるかを示すものです。計算方法は簡単で

1株当たりの配当金 ÷ 株価

で求めらます。ただ気をつけなければいけないのは1株当たりの配当金は企業の業績の良し悪しによって変動することがある、ということです。

予想以上に利益が配当を多めに出せそうな場合は1株当たりの配当金は増える可能性がありますし、業績悪化で配当を出している余裕がない場合は1株当たりの配当金は減ります。すると配当利回りは合わせて上下します。

あくまで配当利回りは現在の配当金で計算した場合の話です。何も約束された数字ではないので配当目当てで株式を買う場合は注意してください。

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