3分で分かるグロースとバリュー

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投資手法と呼ばれるものは色々とありますが、特に大きく大別するとグロース投資とバリュー投資に分けられます。昔から語られる手法ですが、どちらがより優位ということはありません。あくまで投資スタイルの話です。また、どちらも一朝一夕には身につかないものです。

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グロース投資とは

グロース投資とは文字通り成長株投資のことで、企業の将来性に投資をするスタイルのことです。一般的に、成長期待がされている企業の株価は市場平均よりも割高になっていることが多いです。しかし、その割高感も業績の推移のよって将来的に割高でなくなると思われるため投資家に買われるのです。

EPSの伸びや業績推移、今後の成長性を考慮して割高でも買われていくため、必然的にお得感はあまりない値段で買うことになりがちですが、たくさんの投資家が期待しているということは、それだけ注目されているということなので、株価は上昇しやすくなります。

短中期で売買するトレーダーなどはこの投資手法をよく使います。短い期間で投機を行う場合は株価がすぐに上がっていくことが前提となるので、既に投資家が買い増している企業を買っていくのが無難なのです。

注意点としては必然的に割高感のある値段で買われますので、市場平均よりも利が出やすい反面、市場に何か悪い材料が出た時には売られていく勢いも強くなります。ですので株価の変動幅は大きくリスキーになりがちです。

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バリュー投資とは

バリュー投資とは字の如く割安株投資のことを指し、市場が本来の企業価値よりも安値で放置している株式をコツコツと買い続けていくスタイルです。安値で売られているので大きな下落による損失を被りやすいこと、市況に一喜一憂しないで済むなどのメリットがあります。

基本的には長期投資家が好む投資方法であり、ウォーレン・バフェット氏も昔はこの投資方法を重要視していました。但し企業の内在価値を正しく把握することはかなり高い会計の専門知識が必要になります。その上で、その計算が本当に正しいかのジャッジも難しいので極めようとすればなかなか難しい投資法でもあります。

注意点として、割安に放置されている理由がどうなのかを意識しなければいけない点です。割安性を示す指数にはPERやPBRなどの参考指標がありますが、この数字だけでは判断できません。

例えば一時的に業績悪化や何らかの問題が起こったことで株価が低迷した場合、その原因が解消されれば株価が戻ってくる見込みがあるのであればそれは間違いなく買いですよね。しかし、単純に業績の回復が見込めない企業の場合は長期間割安のまま放置されることもあります。

そうなると、いくら安く買えたとしても株価が上がってこないので売買益の期待もできなくなってしまいます。これでは本末転倒です。どんなに安く買っても、価値が出てこないのでは時間の無駄ですから。

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どちらかではなくどちらも意識する

このスタイルはどちらかだけに偏るのではなく、どちらのスタイルも取り入れることが重要です。一番良いのは「成長企業だけど現在株価は割安に放置されている企業」でしょうけど、こういったお買い得銘柄はそうそう転がっていません。

無難な買い方としては、今後の成長に大きく期待ができる企業の株価が割安ではないけどそこまで割高でもない価格で買うことです。バフェット氏の相棒でバークシャーハサウェイの副会長であるチャーリーマンガーは「そこそこの会社を割安に買うよりも素晴らしい会社を適正な価格で買え」と発言しています。

これ自体も探すことは難しい方だと思います。マクロ的要因で一時的に株式市場が調整されることがたまにありますから、そういった時こそ仕込み時です。良いとわかっている会社は多くの投資家がこぞって株式を買い集めてきますが、短期投資家は目先の動きですぐに売り買いしますので、そういった連中が売ったところを狙うのもおすすめです。

繰り返しになりますが素晴らしい会社はそうそう安値に放置されることはありません。割安になるのを待つよりも調整の入った段階で買い付けるのが得策です。

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