3分で分かる外貨建てMMF

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MMFというものをご存知でしょうか。とりわけ外国株式投資を行う際には、このMMFという商品の存在を知っていることで得られるメリットはなかなかのものだと思っているので、まだMMFを知らないという方は特に知っておいていただきたい知識であります。

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外貨建てMMFは投資信託の一種

MMFとは、正確にはMoney Market Fundsといい、公社債投資信託と訳されます。投資信託と聞くと銀行や証券会社で窓口販売されているような投資信託を思い浮かべると思いますが、厳密には別種の投資信託です。

投資信託には大まかに株式投資信託と公社債投資信託の二種類に別れます。前者の株式投資信託は銀行などで販売されているものと同じものです。名前の通り株式に投資のできる投資信託です。一方で公社債投資信託は株式は一切組み入れてはいけない投資信託です。

MMFは国債や社債、短期金融資産という現金に近い性質の金融商品などのリスクの低い商品でのみ運用を行うものです。流動性が高く、換金までにあまり長い時間を要しないのも特徴です。

投資先は国債や社債なので、債券の発行元が債務不履行になったりすれば元本を損なう可能性がありますが、格付けの高く債務不履行のリスクが極力無い債券を選んでいますのでリスクは低いと言えます。

また債券価格と金利は反比例しますので、金利上昇局面においては元本が割れる可能性もあります。ファンドは元本を維持するような運用を行なっていますが、金利の影響を受ける可能性もあります。

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待機資金の受け皿に良いMMF

米国株式を購入するということは、手持ちの円を米ドルに両替することになります。その後、米国株式を運用することになりますが、配当金や売却資金は米ドルで保有することになります。証券会社によっては円決済しなければいけないところもありますが、大体の大手は米ドルのまま保有できます。

米ドルのまま保有する場合、特に何も注文を出さない場合は預り金というところに入ります。預り金に入れていると金利が付きません。お金を手持ち現金で持っているとの同じ状態になります。このままでは勿体ないですよね。

米ドル建てMMFに預ければ、商品にもよりますが現在の水準では1%程度の利回りは期待できます。勿論利益分には税金がかかりますが、それでも何もせずにただ持っておくよりはメリットがあります。しかも特定口座で運用すれば為替差益は申告分離課税で金融機関が代わって納付してくれるので確定申告の必要もありません。

米国株式を買うための資金が円ならば為替レートが相対的に円高だと思われる時に両替をしておき、株式購入までは外貨建てMMFに置いておいておけば利回りもついて一石二鳥です。株式を買いたい時に円安だった、などと言うことにもなりません。

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外貨預金やFXとの違い

外貨預金は主に銀行の預金商品ですが、いくつかの不便さがあります。まず外貨建てMMFと比較して利回りが低い傾向にあります。そして外貨預金は預金者保護制度の対象外です。銀行が破綻した場合に外貨預金は保証されません。MMFであれば、投資家保護機構の制度により、運用損は別ですが、投資商品自体は守られるので消えてなくなるということはありません。

米国株式に投資することが前提な場合、銀行の外貨預金では振替もしづらいです。銀行での外貨をそもそも送金できない銀行もありますし、外国送金は手数料が高いので金利のメリットが失われる可能性もあります。外貨は証券会社で取引するようにしましょう。

FXはスプレッド(為替手数料)が安いのが特徴ですが、こちらも振替は出来ません。FXはあくまで先物取引の一種です。実際の通貨を保有するわけではありません。レバレッジという借金行為を行なって取引をする方が大半でしょうから、商品性としては投機的なものです。資産形成にFXは使いづらいです。

レバレッジを1倍にすることで通常と同じような取引もできて為替コストを抑えられますが、いずれもそのお金で米国株式は買えませんので、株式売買を行う場合には不向きです。

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