3分で分かる円安と円高

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テレビのニュースなどでもよく聞く「円安」や「円高」について、わかりやすく簡潔にカップラーメンが作れる時間でご説明いたします。米国株式投資を行うに際してはアメリカドルと日本円の関係が大切です。

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日本円の価値が上がるのが円高、下がるのが円安

結論から言ってしまうと、円の価値が上がることを円高といい、下がることを円安と言います。何に対して高いのか安いのかは、もう一つ別の国の通貨と比較しての話なんです。

この世界で最も流通量が多く、取引も活発にされているのはアメリカドルです。極論を言えば現在はアメリカドルを持っていることが一番安心なわけです。テレビのニュースなどでも外国為替は基本的に円とアメリカドルの話が中心になります。

「本日の外国為替は、昨日よりも50銭円高の110円50銭です」とニュースで原稿が読み上げられた場合、昨日よりも円がアメリカドルと比較して50銭価値が上がったと言う意味になります。海外旅行に行ったことがある人であればよく分かる話だと思いますが、為替レートで判断できます。

例えば1ドル両替するのに必要な日本円が100円であれば、為替レートは1ドル=100円という図式になります。円の価値が下がり円安になった場合、1ドルに両替するために必要な円はより多く必要になります。1ドル=110円という為替レートは、今までであれば100円で両替できていたのに110円必要になってしまったことになるので、日本円の価値が下がったと言うわけです。

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米国投資をする場合、円安になるとより利益になる

言葉の雰囲気から円の価値が上がれば(円高)利益が出るのではと勘違いされている方がおられますが、アメリカに投資をする場合、円安になった方がより利益が出ます。

1ドル=100円の時に米国株式を1ドル分購入した場合、支払金額は100円です。その後為替レートが円安に進んで1ドル=110円になった場合、仮に株価が全然変わらなかったとしたら、手持ちの1ドルを両替すると交換される日本円は110円になります。

つまり、最初は100円でアメリカドルに両替し、円安になって戻したら110円になって戻ってきたのです。10円の儲けです。これを為替差益と呼びます。逆に1ドル=90円の時に日本円に戻した場合は90円になって戻ってくるので10円の損失になります、これを為替差損と呼びます。

これらのことから、アメリカに投資をして、日本円にして手元に戻す場合は、最初に両替した時から円安になっていた方がさらに利益を上乗せできることになるんです。

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国は円安にしたがっている

既に過去のものになっている感があるアベノミクスでは、当時1ドル80円あたりの円高推移をしていた為替レートを円安にすべく金融政策に着手しました。道中色々な問題もありましたが、現在も円安の金融政策が続いています。

円安が良いのか、円高が良いのかと言う問題については明確な答えはありません。円高には限りがありますが、円安には限りがありません。経済番組などでも聞いたことがあるかもしれませんがハイパーインフレという状態(通貨の価値が極端に低下するような現象)になってしまうと、その通貨は紙屑になってしまい、なんの価値も無くなるかもしれません。

ハイパーインフレは過去に色々な国で起こっています。そうならないように中央銀行(日本の場合は日本銀行)が金融システムを調整するわけです。円高にすると、海外のものを輸入する場合は安く輸入できるので良いですが、逆に日本のものが高くなってしまうので海外に輸出しづらくなります。

逆に円安にすれば輸入物の値段が高くなってしまいますが、輸出をする場合は有利に輸出できるようになります。日本企業は輸出企業が多いので、円安にした方が企業の業績も上がりますしインフレに持って行きやすいんですね。だから国は円安にしたいのです。

アメリカドルを持っていれば、円の価値が下がっても相対的にドルの価値が上がるのでこのリスクを抑えることができるんです。だから日本円以外も持っていた方が良いんですね。

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