3分で分かる営業キャッシュフローマージン

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営業キャッシュフローマージンとは、売上高のどれくらいの割合を現金で稼いだかを見るための指標であり、当サイトでも重要指数に位置付けています。企業の成長には現金は必須なのです。

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企業の成長の重要な要素は現金

営業活動の末、企業は利益を稼ぎます。そこ後必要な経費などを除いたものが自由に使える現金になります。企業が持続的に成長していくためにはキャッシュが必要です。個人もそうですがお金がなければ何もできないですよね、企業も同じです。

企業の売上高には、キャッシュで稼いだものとは別に売上債権と言われ、即日現金払いされずに、一定の期日後に支払われる債権も存在します。何の問題もなく期日に支払いが行われれば良いですが、取引先の財務悪化などにより支払いが滞ったり支払い不能になれば回収不能になってしまいます。

ですから、売上金は現金で回収することが望ましいのですが必ずしもそうもいきません。この営業キャッシュフローマージンはこの現金比率を調べるのに役立ちます。

投資とは、将来の成長性に期待して資金を投ずる行為です。それは企業でも不動産でも私たち人間でも同じことです。より成長するために投資を行うのです。自己投資しなければ知恵や知識は身に付かずさらなる高みには登れません。

投資を行う最大の理由が将来の成長なのですから、そのための原資をしっかり稼いでいないといけないのは当然です。そこで着目するのが営業キャッシュフローであり、営業キャッシュフローマージンなのです。

営業キャッシュフローマージンは

営業キャッシュフロー ÷ 売上高

で計算できます。どちらも決算書に載っているので計算は簡単です。

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営業キャッシュフローマージンは最低でも15%以上

営業キャッシュフローマージンは最低でも15%以上ある企業を選んでください。15%というのは一般的に使われる目安ですが、個人的にはもっと多いところを選びたいです。これは株式投資を行う上でとても大切です。

よく投資は長期で持てば利益を出せるという人がいますが、それはこの営業キャッシュフローマージンが高く、毎年たくさんのキャッシュを生み出せる企業に言える事です。何でも買ってずっと持っていれば利益が出るとは限りません。

投資先を選ぶ場合は、営業キャッシュフローが年々しっかり伸びていて、営業キャッシュフローマージンが高い企業を選択してください。この条件が揃っていれば必ず儲かるわけではないですが、条件に満たない企業に長期投資をするより遥かに利益を期待できるようになります。

私が個人的にインデックスファンドに投資をしたくない理由の一つがここにあります。インデックスファンドはいわばまとめ買いです。S&P500はもちろん、日本のTOPIXなんて東証一部上場企業が全てパッケージされています。

分散投資のデメリットは、良くない企業も相当数入ってしまう可能性があることです。保有銘柄が全体的に株価を上げていくことで利益を目指すのがインデックスファンドですが、明らかに落ち目だったり業績が低迷している企業も混じってくるので、いくらコストが安いと言ってもマイナスはあるのです。

競合他社に対して優位性があり、また営業キャッシュフローマージンの高い企業だけを保有した方がより多くの利益を期待できます。

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営業キャッシュフローマージンの高い企業一例

あくまで一例ですが、2019年の決算で見た、営業キャッシュフローマージンの高い企業をご紹介します。

・マイクロソフト=41.4%

・ビザ=55.6%

・コカコーラ=28%

・アップル=26.6%

・P&G=22.5%

・アルファベット(グーグル)=33.6%

・フィリップモリス=33.8%

・スターバックス=19%

・マクドナルド=38.5%

などなどです。高ければ良いというわけではないですが、少なくともこれらの企業は成長の原資をしっかり生み出す機能が備わっているため、長期的に安定した成長が見込みやすいと判断できます。

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