3分で分かるキャピタルゲイン

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株式投資を行う場合、利益とは配当金から得るインカムゲインと売買した際の利鞘で儲けるキャピタルゲインの二つがあります。今回はこのキャピタルゲインについて3分でご説明します。

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安く買って高く売るのがキャピタルゲイン

株式投資を行う際に大半の人が重視するのがこの売買益、つまりキャピタルゲインです。安く商品を仕入れて高く売るというのはビジネスの基本中の基本ですが、こと株式となるとなかなか難しいのがこのキャピタルゲインなんです。

値段に変動がある商品を購入するのは株式だけでなく芸術品や貴金属、土地等もそうです。物そのものの価値が上がっていくことで売買価格が上昇していくため利益を出せます。1万円で買って1万5千円で売却すれば5千円の利益です。

ただ芸術品や不動産等と違い、株式の値段は日中市場が世界中にオープンに開かれており誰でも参加できるので、売買が頻繁に行われます。そのため時には本来の価格以上の値段で販売されていたりすることがよくあるのです。

魚や野菜の値段は天候や漁獲状態などで変動しますが、平均の値段は過去の値決めからある程度は推測できるでしょうが、株式は違います。企業の業績や世間的な地位などは常に変動しているので、その時々によって価値が変わってしまうんです。これが株の難しいところです。

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キャピタルゲインを重視すると損しやすくなる

株式投資で損をした、という話を聞くとまずこのキャピタルゲインを意識しすぎた投資を行う結果として生まれています。例えば家を誰かに貸すとします。貸した借主からは毎月一定の家賃が振り込まれてきます。これはインカムゲインですね。最終的にはその家は土地ごと売却しようと考えているとします。

不動産の場合は、家賃収入が入ってくるのでどちらかというとそれがメインで考えている場合、不動産の時価が日々変動していてもあまり気にしないでしょう。家賃収入が入ってくる限りはすぐに売る必要はないのですから。毎日、不動産業者が本日の時価額を伝えにきていても無視できます。

しかし、不動産を売却して利益を出すことに意識が向いていると、不動産業者の日々の時価の報告を聞いては一喜一憂せざるを得なくなってきます。家賃収入が入ってきたってそんなものは食いつなぐくらいのお金、ガツンと儲けたいと考えているとどうしても時価が気になるわけです。

ある日大きな地震が近くで起きてこの辺りの不動産の時価が結構下がってしまった、などとなったらもう不安で眠れない時も出てくるのではないでしょうか。家賃収入など蚊帳の外で不動産を手放すべきか迷った挙句、価格下落の恐怖に負けて売却を決断するのです。

株式の場合も同じです。損する人は大体このパターンです。特にこれといって企業の分析もせず、株価だけを見て売り買いを行うとほとんど失敗すると思って良いと思います。

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売却益だけでなく配当も視野に入れて長期投資を

利ざやを取ろうとすれば必然的にギャンブルになってしまいます。株式投資の世界ではテクニカル分析と呼ばれるチャートや色々な指数を組み合わせて今後の株価の動きを分析する手法がありますが、この方法はあくまでそのように動きやすいという分析までしかできないので、必ず儲けられるというものではありません。

またこの方法は短期投資になりがちで、企業の業績や将来性はあまり考慮されません。もっとマクロ的なもの、政治的な問題や経済的な問題に強く影響を受けます。アメリカの大統領の発言だとか、イギリスのEU離脱、中国の景気後退、台風やウイルス、その他諸々です。こんなものはどんな投資家やトレーダーでも先読みできません。

ただ、株式の値段とは長期的に見れば企業の業績に収斂していくのは既に明らかになっています。勿論その企業の将来性が前述したようなマクロ的要素によって大きく悪化するのであればその限りではありませんが、そうでないのであればいずれ株価は下がっても戻ってきます。

株価を見るのではなく会社を見て、配当などの収入もしっかり考えて投資をしましょう。長期投資は、米国株式はとても相性が良いのです。

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